成長 普通
衰え 遅め
初期値
限界値
総合評価 B
打撃面での貢献が素晴らしい助っ人遊撃手。
打撃関連の初期値と限界値が共に高く、どの打順においても困らない。また守備関連も素晴らしく捕球力と肩がSに到達するので遊撃手としてはありがたいものがある…。
…が!非常に残念なのは守備適正の極端すぎる低さ。なぜかDである。全ポジション。
そこまで低いならなぜ捕球と肩をSにしたのか…そのせいで結局GG賞を取れなかったりするのも残念。
打撃能力自体は素晴らしいことは間違いないのだが、成績がもうちょっとあればなぁ…とも思ってしまう。まぁ理由は内部データ的なものになってしまうので下に書くとしよう。
打撃専門にするならDH専用になってしまうし、守備に付かせたくても安定感ないし…
というわけで評価はBです。打撃と活躍期間の長さ自体はSランクなので一度くらいは起用してもらいたい。
小ネタ 史実紹介
当時のMLB選手をモデルにした選手。モデルはミゲル・テハダ。 当時を代表する打てる遊撃手の一人として活躍。デビューから今作の2003年まではアスレチックスでプレーしていた。
MLBデビューして2年目の98年から頭角を現し、毎年の様に全試合かそれに次ぐ試合数を出場し続け、アスレチックスの遊撃手の球団記録を更新し続ける活躍を見せた。2003年オフにFA宣言して以降オリオールズ、アストロズなどに移籍して、2014年のマイアミ・マーリンズとのマイナー契約を最後とするまで長期間活躍し続けた。
なのだが薬物問題などで偽証罪に問われたり、実際に使用していたことが判明したり、年齢も詐称していたことなどもあり結構怪しい感じの人物。別に人を殺したわけではないのだから別にいいのだが、当時のスターが今でも取り上げられるのに、テハダは取り上げられないのはこういう問題が尾を引いているといえるのかもしれない。
ちなみに有名な野球映画「マネーボール」の時代に活躍していた人物でもある。2002年に57HR142打点のアレックス・ロドリゲスを差し置いてMVPを受賞したのも同年の20連勝ポストシーズン進出に貢献したことが認められたからである。
キャリアハイ 2002年 打率.308 34HR 131打点 162試合出場 MVP
2003年 打率.278 27HR 106打点 162試合出場