今作ではキャンプで野手にはスイッチヒッターの転向が可能になっています。
ゲームユーザーならご存じでしょうが今作ではスイッチヒッターにすると
成績が良化していきますが、今回はその件についてまとめていきます。
①どんな打者でも両打にすると成績が上がる。
これはこのゲームではかなり有名な話で今更感もすごいのですが、
このゲームでは打者はスイッチヒッターに転向すると打撃成績が向上します。
例)
今回はアレクシスを使ってスイッチヒッターに転向させてみます。
一年目両打に転向する前の成績はこちら。
途中加入であるとはいえ.383 32HRの成績を残したアレクシス。これがどう変わっていくか。
まずスイッチヒッターに転向すると
対右巧打or対左巧打と長打力、そして選球眼が低下します。一見デメリットのように見えますが
打数が増えているにもかかわらず
打率とHR数が前年に比べて増加、良化しているのがわかるでしょう。
上の画像は張本勲を両打にした際の成績。
あらゆる成績がぶっ飛んでいるのがわかるでしょうか。
基本はどんな選手でも成績が上がるようになりますが
巧打と長打が高い選手、足が速い選手、
ここらへんをスイッチヒッターに転向させると
効果が高いのでやったことはない人もいないとは思いますがぜひお試しください。
②実際のスイッチヒッターの効果
野球ゲームをやっているとどうしてもやりたくなるのは記録の更新。
特にNPBにおいて本塁打記録は特別な価値があるといえるでしょう。
現実の本塁打記録(シーズン)はバレンティンが塗り替えたものの、
通算記録、ゲーム当時のシーズン記録は未だに王貞治の868HR、55HRがトップになっています。
これを更新するのに重要なのは長打…
と考えてしまうのが普通なのですがこのゲームはそうではありません。
このゲームでHRを打つのに重要なのは
長打よりも高い巧打、そして高すぎない選球眼です。
特に選球眼の能力に関してはかなり重要です。
一例としてこの初芝清を用意いたしました。
上で上げたアレクシス、張本に比べて大したことのない
能力なのですが、40HRを年間で記録しています。
なぜこのような成績を残せたのか、
確証はありませんが主に大きな理由が
二つあると考えています。
理由1 長打が高すぎると勝負されない
長打が高い選手は明らかに四球が多いです。
この画像で張本と大沢啓二を比べてください。
打数は大沢が625打数、張本が531打数で100近く違うのですが
四球の数が張本が170、大沢が56です。
打数=打席-(四球など打席にカウントされないもの)
なので大沢が681打席、張本は701打席立ったことになります。
明らかにいいバッター、特に長打が打てるバッターは相手投手が敬遠してしまいます。
相手の監督が敬遠に抵抗がないならなおさらです。
このやきゅつく王貞治などのスラッガーがHR記録を更新できないのはこういったものと次の理由です。
理由2 選球眼が高すぎると四球を選んでしまう。
上とほぼ同じですね。勝負してもらってもボールを選んでしまうんで
結局自分と相手に四球を選びやすい要因が並んでいるのでHRを打つ打席が減ってしまいます。
そしてやきゅつく2003をやっていれば体感でわかることですが
制球がAに行く投手なんてそうそういません。
ですので長打が高すぎる=勝負してもらえない
選球眼が高すぎる=四球を選んでしまう
こういう選手だとHR記録更新は難しいのです。
まぁ↑のアレクシスは長打はSなんですが選球眼がBなので記録更新できたというわけです。
③まとめと追加情報
スイッチヒッターに変更することができるのはキャンプ実施時
選手をスイッチヒッターにすると以下の事が起きます。
- 対右巧打、対左巧打両方に能力の上下変動が起きる
- 選球眼が落ちる
- 長打が落ちる
- 巧打の能力自体はあがる
一時的に能力が下がりますが大体は練習や試合出場の経験点で元に戻るなりします。
また成績においても大体の選手で打率、本塁打の個人の能力に帰する成績が良化します
こんなところでしょうか。
スイッチヒッターに変更するのは個人的には巧打の成長が限界に到達次第がいいと思います。
大体新人入団で最初の年に転向するとスイッチヒッター転向は成功しやすいのですが
能力が低い状態でさらに能力を下げてしまうと育成に時間がかかりすぎてしまうので×
ただある程度活躍してからだと今度はスイッチヒッターにそもそもなれなかったりするので
そこは根気強くリセットマラソン頑張りましょう