成長 普通
衰え 遅め
初期値
限界値
総合評価
今作における超即戦力選手の一人。外野手に限って言えば長池徳士、簑田浩二に並ぶ即戦力外野手三銃士と言える。守備能力が全てBで揃っておりおける超即戦力選手の一人
限界値にいたっては打撃にAは余りないが、守備がなんとオールS。
これは今作では貴重な能力であり鉄壁。機動力は足を引っ張らない程度の物がしっかりある。
打撃は余りAがないので見た目は地味だが、残す成績はかなりえげつないものになる。
内部データ的なもので優遇されてるのか40HRも複数回記録できる。
1年目から高い初期値でレギュラー定着ができ、そこから10年以上スタメンを張ることができる。通算成績でもシーズン成績でも優秀な成績を残せる今作屈指の外野手と言えるだろう。
小ネタ 選手紹介
1997年、当時あった逆指名制度により巨人に入団。慶応義塾大学時代から顔立ちの良さと能力の高さから当時の大学野球のスターで注目されていた。
1年目から規定到達到達で打率3割、AS出場、HRと打点でも10傑に入るほどの活躍を示したが新人王には選ばれなかった。ただ特別表彰を受賞したり史上初の新人外野手でのゴールデングラブ賞と新人とは思えない活躍を見せた事が今作の初期値の高さにつながっている。
その後も毎年の様に2桁HR、打率3割と安定した成績を残し続けるものの、2005年以降は積極的きわまる守備のせいなのか、ケガによってそれまでシーズン100試合出場を安定していたのが出来なくなっていき、それでも復活したシーズンもあるが以前のような活躍は残せなくなっていく。
2015年に現役引退。それまで打撃コーチ兼任だったが、成績は年齢を考慮するとなかなかの成績を残せていた。しかし当時の原辰徳が反社に金を渡すとかいうアレを行い、巨人の伝統とフロントのやらかしのせいで引退を余儀なくされる。
若手時代の活躍を見れば、大卒2000本安打400HRも十分狙える選手であったが、ケガに泣かされた選手として語られることもある選手である。
今作は能力の査定が雑であるが故に面白いゲームでもあるのだが、巨人の選手であった高橋由伸は結構リアルに再現されている。打撃は3割30HRを達成できる程度で守備も強肩と鉄壁の守備が再現されているのだが、反面盗塁面で俊足と言われながらも、かなり成功率の低い盗塁技術の低さも再現されてしまっている。そのせいで走力は初期値も高く限界値もBだが、限界突破しないと盗塁はCになってしまう。…余計なところだけ再現しやがって…
その後は巨人の監督として3シーズンを務める。監督になった経緯もアレで監督としての手腕もあまり評価が高くないのもあるが、何より不幸だったのが監督当時のセリーグにそれまでBクラス常連としてのイメージが強かった広島東洋カープに2度目の黄金期が到来したことだろう。
1年目3位、CS1Stステージ敗退。2年目4位。3年目3CSFinalステージ敗退と優勝を果たせなかった。成績は巨人の監督としては良くなかったが、現在の巨人の主砲岡本和真を積極起用し最年少3割30HR100打点を達成させ現在でもNPB屈指のスラッガーに育成した点は高く評価されている。
華実兼備の選手で、アテネ五輪も優秀な成績を残すなど2003年当時では圧倒的スターと言える選手。今のプロ野球も素晴らしい選手が大勢いるが、高橋ほどのスターらしさを感じる選手は個人的にはいない。私は巨人は好きではないどころか嫌いでもあるが、高橋は好きだった。どうかこれからも解説者でも指導者復帰でも野球界に関わってほしいものである。
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